下浦土玩具!2022年「無印福缶」に入ります‼️本日、出荷完了しました。お正月をお楽しみに〜✨

無印福缶に採用され4回目となります。地域住民で作っており、無印福缶への採用は町の誇りです!
期限まで間に合うように、全員で力を合わせて作ってきたので、お嫁に出す気分で感無量です!
下浦土玩具を制作している職人は名もない地域住民です。土玩具を作ることを目的としている訳ではなく、日々の農作業や暮らしの合間に作っているのです。
2022年福缶には、写真の「アマビエ」が採用されました。
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特別に生活に必要ではないけれど、生活のそばに置いておきたくなる…。素朴で少しユーモアがあり、クスッとおかしみがある…。
ひっぱりだこ…めじろおし…よかっぱ…弁天さま…。
これからも、そんな簡素で飾らない美しい土玩具を作っていきます。

「弁天石切丁場跡」に地元小学生が!社会科学習の一環で石工について学びに来てくれました‼️

下浦石工は宝暦10年頃から始まり、大正11年には石工業者200軒、従業者500人いたそうです。
昭和16年頃には、下浦出身の石工店が九州各県に広がり96軒あったと記録されています。
材料となる下浦石の採石場が22箇所あって、採石場によって材質が違い用途が決まっていたそうです。
明治23年に弁財天敷地に隣接する海面使用許可を申請し、この石工場を開設。
石工場は年々増えていき埋め立てを拡張していきました。昭和40年頃までこの場所で石工場が動いておりました。
下浦石は、長崎天草地方世界文化遺産となっている大浦天守堂やグラバー邸、リンガー邸、オランダ坂石畳、軍艦島擁壁等に使われ、この地から船で運び出され下浦石工の技術で出来ました。

本渡東小の3年生は、ここに来る前、下浦町の松下石材店と山本石材店に立ち寄り、石工さんから直接話を聴いて勉強しておりました。
実際に現地へ足を運んで勉強してくれ、子供達に地元の宝物として残ってくれたら嬉しいです!