投稿日: 2021年10月7日「弁天石切丁場跡」に地元小学生が!社会科学習の一環で石工について学びに来てくれました‼️ 下浦石工は宝暦10年頃から始まり、大正11年には石工業者200軒、従業者500人いたそうです。昭和16年頃には、下浦出身の石工店が九州各県に広がり96軒あったと記録されています。材料となる下浦石の採石場が22箇所あって、採石場によって材質が違い用途が決まっていたそうです。明治23年に弁財天敷地に隣接する海面使用許可を申請し、この石工場を開設。石工場は年々増えていき埋め立てを拡張していきました。昭和40年頃までこの場所で石工場が動いておりました。下浦石は、長崎天草地方世界文化遺産となっている大浦天守堂やグラバー邸、リンガー邸、オランダ坂石畳、軍艦島擁壁等に使われ、この地から船で運び出され下浦石工の技術で出来ました。 本渡東小の3年生は、ここに来る前、下浦町の松下石材店と山本石材店に立ち寄り、石工さんから直接話を聴いて勉強しておりました。実際に現地へ足を運んで勉強してくれ、子供達に地元の宝物として残ってくれたら嬉しいです!