「弁天石切丁場跡」に地元小学生が!社会科学習の一環で石工について学びに来てくれました‼️

下浦石工は宝暦10年頃から始まり、大正11年には石工業者200軒、従業者500人いたそうです。
昭和16年頃には、下浦出身の石工店が九州各県に広がり96軒あったと記録されています。
材料となる下浦石の採石場が22箇所あって、採石場によって材質が違い用途が決まっていたそうです。
明治23年に弁財天敷地に隣接する海面使用許可を申請し、この石工場を開設。
石工場は年々増えていき埋め立てを拡張していきました。昭和40年頃までこの場所で石工場が動いておりました。
下浦石は、長崎天草地方世界文化遺産となっている大浦天守堂やグラバー邸、リンガー邸、オランダ坂石畳、軍艦島擁壁等に使われ、この地から船で運び出され下浦石工の技術で出来ました。

本渡東小の3年生は、ここに来る前、下浦町の松下石材店と山本石材店に立ち寄り、石工さんから直接話を聴いて勉強しておりました。
実際に現地へ足を運んで勉強してくれ、子供達に地元の宝物として残ってくれたら嬉しいです!

しもうら弁天会が結成され5年目‼️地域住民有志で地域活性化に寄与する活動を行うことを目的に結成しました!これからもどうぞよろしくお願いいたします。

現在、会員26名(41歳〜79歳)で、平均年齢67歳です。写真撮りの日に仕事で参加出来なかった仲間4人が写っていません。
会員は現役組もいればリタイア組もいて、自分に出来ることを楽しく行っており、爺婆産業(地場産業)です!